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NO. 058
サステナビリティ
SUSTAINABILITY

じげんのニューノーマルをどう創るか | 社内のコミュニティ設計について

09.28.2020

あらゆる場面で、世界を一変させてしまった新型コロナウイルス。新しい生活様式へハイスピードで切り替わる中、じげんでは「働き方」「働く場所」をどのような考えで変化させていったのか。「じげん流ニューノーマル」をいろんな角度から切り取る本企画。今回は、コロナを機に始まったリモートコミュニケーション施策から、じげんのコミュニティ設計についてご紹介します。

執行役員のひと声から始まった 不安な状況を少しでも緩和できる施策

じげんでは、創業時から「オープンでフラットな組織づくり」を目指し、部署・職種・役職の垣根を超えたコミュニケーションを様々な施策を通じてサポートしてきました。しかし事業成長による組織の拡大・各拠点の新設、M&Aによるグループ会社の増加により、これまでのようなカジュアルなコミュニケーションの場が少なくなってきていました。さらに、今年4月の緊急事態宣言の発出後は、ほぼ全社員が在宅勤務となり、オフラインでの交流も中止を余儀なくされました。

そこでスタートした企画が、執行役員によるアドバイスルームです。

「1人でも多くの社員の声をキャッチアップしたい。この不安な状況を少しでも払拭出来るキッカケを創れたら。」と7月より執行役員に就任した天野本人の提案からスタートしました。
そのアイデアを、じげんのコミュニケーション推進担当でもあるZnowメンバーが具現化。オンライン上でオープンな場を設け、自由参加で従業員がカジュアルに色んなことを話せる場を新設しました。

執行役員 天野

執行役員自らが、混沌とする社内のコミュニケーションの架け橋に

5月からスタートしたこのアドバイスルームですが、多い時で月に2回ほど開催されています。参加者は新卒・中途を問わず、相談の内容も様々。日々のささいな悩みから、今後のキャリアに関する相談、プライベートの話まで毎回異なるメンバーと天野が交流しています。

参加者コメント
・この会を機に執行役員と交流ができて純粋に嬉しかった。
・普段ではなかなか相談しにくい細かい質問にも、経営視点でのアドバイスをもらえて勉強になった。
・参加するまでは緊張していたが、気軽にコミュニケーションをとってくれたので距離感が近くなった。

執行役員 天野コメント
これまでオフラインであっても、ちょっとした課題を部門ごとで抱えてしまうケースは少なくありませんでした。さらに今年4月以降に入社した新入社員や中途入社者などにとって、じげんのカルチャーを肌で感じる機会が激減することが予想されました。

このアドバイスルームを通して、社員一人ひとりの顔を見ながらコミュニケーションをとることで、気軽に相談できるキッカケ創りや、仲間と会えないという不安を少しでも解消できたことはとても嬉しいです。日中時間で定期的に設けることで、かなり効率的に社員とのコミュニケーションが図れたところも継続しやすい設計だったと感じています。

どんな状況下であっても、前向きに働ける環境を共創していく

今回のアドバイスルームには、予想以上に社員からのポジティブな反応がありました。役員発信で生まれるコミュニティもあれば、若手社員による「共創型」のコミュニティも生まれています。

コミュニティの形成は、社員が前向きに働ける環境づくりの1つに過ぎません。この数カ月の間にニューノーマルに則した新しいアイデアの種が撒かれ始めています。このような小さな種を1つひとつ大切に育てていくことが、これからのじげんらしい組織文化の醸成につながると考えています。


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