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サステナビリティ
SUSTAINABILITY

理念浸透でチームをアップデート 3年目のバスケPJT Vol.2

12.11.2024

2022年度にスタートした、じげんが運営する3人制プロバスケットボールチーム「ZIGExN UPDATERS(以下じげんアップデーターズ)」。今年で3シーズン目を迎え、チームの勝ち数も年々向上してきている。
Vol.1ではプロジェクト(以下PJT)チームの東京メンバーへインタビューを行ったが、今回はチームの本拠地の京都で働くインターン生に話を聞く。現場で運営を支えているのは、京都の現役大学生の2人。「バスケットボールが好き」を原動力に、ひたむきな姿勢でスポーツビジネスに取り組むふたりに話を聞いた。(写真左から結城・中野)

京都オフィスで働くのは、バスケットボールに熱狂している現役大学生たち

まずはおふたりの自己紹介をお願いします。

結城:同志社大学 政策学部4年生の結城です。宮城県出身で、高校までバスケットボール部に所属していました。大学では100人規模のバスケットボールサークルの運営に携わっていました。2023年10月からじげんの京都オフィスでバスケ運営のインターンをしています。このインターンがご縁となって、来年の春、じげんに正社員として入社する予定です。

中野:僕は現在同志社大学 法学部の3年生です。ゼミでは国際安全保障や日米関係などを学んでいます。結城とはサークルの先輩後輩の関係で、同じく京都オフィスでバスケPJTのインターンを2023年の12月からしています。僕も高校までバスケ部で、現在も母校の高校でバスケットボール部のヘッドコーチもやっています。

インターンを始めたキッカケを教えていただけますか。

結城:僕は将来起業したいと思っていて、これまでも独学で toB 向けのサービスの立ち上げなどビジネスに挑戦をしていたのですが、なかなか思うように進まず限界を感じていました。お金を稼ぐ方法や社会人の能力を学びたくてインターンを探し始めたところ、インターネットの求人情報でじげんを見つけました。「じげん」という企業名は知っていたので安心感もありましたし、事業会社である点も魅力的でした。極めつけは京都でバスケの運営に携われるというインターンだったので、「絶対僕がやった方がいい!」と、ビビッときました。
面接は、「話せば絶対に分かってもらえる」と強気に挑みましたね。(笑)

 

バスケPJT インターン|結城

中野:僕は結城から誘われて入社しました。ちょうど企業で長期インターンをやりたいと思っていたタイミングだったのですが、自分がやっていたバスケにビジネスの側面から携われるのは、良い経験になると確信していました。
学生のインターンは本当に良し悪しがあって、有意義な経験というより企業の労働力として使われてしまう可能性もあるという話を聞いていたのですが、ホームページを見たり社員の方との面談をして、じげんは違うと思いましたね。

一定の規模感と東証プライム上場企業であることで安心感も加わりましたし、ただ与えられた作業をこなすのではなく、自ら裁量をもって働ける環境があると感じました。自分で考え、提案し、実行に移す機会が多く、責任を持ってPJTに携われる点に非常に魅力を感じて、インターンを決めました。

普段行っている業務を教えてください。

結城:はじめは、現場対応をメインで業務をスタートしました。具体的には選手のフォローアップや練習・試合の帯同などですね。そこから徐々にビジネスサイドにも業務を広げていって、今は大きく3つの仕事をさせてもらっています。

①京都のバスケ関係者とのリレーション構築
②新しく関わっていただける、ステークホルダーの開拓(スポンサー営業やイベント開催など)
③チーム強化に関する各施策を推進
現在は1月に開催する「3X3.EXE TOURNAMENT京都予選」にフォーカスを当てながら、①~③の業務を推進しています。じげんが共催するイベントで、100名を超える3×3プレイヤーが集まる大会になりそうなので、僕自身かなり気合いが入っています。

中野:僕も現場対応に関しては、ほぼ結城と同じですね。その他にはSNSを中心としたコンテンツの企画・制作やプロモーションなどを担当しています。
最近はイベントのオファーをいただく機会も増えてきていて、イベント運営側とのリレーションや、イベントに応じた選手のアレンジなどスケジュール管理も含めて担当しています。運営メンバーのほとんどが遠隔ということもあり、運営と細かくすり合わせをしながら、現場のコミュニケーションを行っています。
結城が新しい仕事や関係値を開拓するような役割で、僕はそれを深める・つなげる・定着させる役割になってきていますね。最近、僕の後輩も新しくインターンとして参加したので少しずつ、僕の業務範囲も広がってきています。

バスケPJT インターン|中野

学生コミュニティから半歩飛び出すことで、新しい発見や気づきが得られる

バスケPJTのインターンならではのやりがいは何でしょうか。

結城:僕は将来バスケで事業を興したいと思っているのですが、「1人ではビジネスはできない」ということが最近よくわかってきました。社内はもちろん、社外の方とのWin-Winの関係をつくること、社会が抱える課題を解決することがビジネスの本質だとつくづく感じています。

今のところ僕は何者でもありません。どう知恵を絞れば目上の方たちが協力してくれるか、「一緒に頑張ろうぜ」と、言ってくれるか。協力者を増やすためにどうすれば良いか試行錯誤することがビジネスの練習になっていると思うので、このトレーニングを楽しんでいます。世の中には色んなインターンの仕事があると思いますが、主体的に社内外の方たちとリレーションをつくっていけるのは、バスケPJTならではの経験ですね。

 

中野:僕は結城のように「起業したい」とか、「絶対将来スポーツ関係の仕事をする」と決めているわけではありませんが、もともと興味はありました。実際にやってみて、ひとつのプロスポーツチームを運営するために必要になる仕事が想像した以上に多いなと思いました。僕たち京都メンバーが担っている部分以外にも、本社のPJTメンバーが行っている業務も含めると、細々としたことからダイナミックなことまで本当にたくさんあります。華やかに見える仕事の裏側は、インターンをしなければ知り得ませんでした。PJTならではの規模感や、日々生まれる泥臭い一面は、自分が普段属しているゼミなどのコミュニティでは見えてきませんよね。学生でも企画や戦略に携われたり、プロ選手たちと密なコミュニケーションが取れるのはこのインターンならでは。社員の皆さんや、選手たちとのコミュニケーションからの学びや気づきが非常に多いです。

インターンを通して自分の変化も感じていて、自分の手元ではなくその案件に係る全体像を捉えるように意識するようになりました。ポイントを見つけて要領よくやるだけではなく、綿密に詰めるべきところを見つけて、地道に丁寧にアウトプットするようにもなったと思います。

 

結城:アクティブで主体的な学生であれば、見知らぬ環境に飛び込んで学びを自分で得ることできますし、一定数そういった学生はいるとは思います。一方で、やりたいことがあっても一歩を踏み出せない学生の方がたくさんいると思います。

バスケPJTのインターンは、アクティブに乗り込む僕のようなタイプでなくても(笑)良い経験ができると思います。現場作業だけではなく、企画・戦略策定など考える仕事にも挑戦できる環境が用意されていますし、お金をいただきながら社会人のトレーニングができます。中野も入社時は受動的なところもありましたが、最近では自分から積極的に、いろんなことを先回りして細やかな仕事もやってくれているので、僕の仕事が減った気がしますね。(笑)

夢中になれることに携わりながら、社会人のトレーニングができるのがインターンの魅力

インターンをしてから、自分で感じたり、周囲から言われた変化はありますか。

結城:すべてにおいて、これまでは「自分」が起点になっていましたが、今は、「多くの人が喜ぶこと」が起点になっています。
チーム内の人だけや、自分の会社が喜ぶことばかりしていたら、ステークホルダーは増えません。やっぱり、スポーツって老若男女問わず幅広い人たちに応援してもらえることが良さですよね。3×3を通じて、地域の方や3×3業界の方に喜んでもらうにはどうするか?を常に考えるようになりました。

それは社内の人たちに対しても同じことが言えると思います。例えば、「次はこういうことをPJTメンバーに提案したら、みんなの仕事が楽になるかな」とか。いろんな人に「ありがとうって言われる行動の先」を意識するように変わってきたように思います。自分の提案に賛同してくれている人の数は昔より確実に増えてきているので、少しずつ自信になっていますね。あとは提案で終わらせず、きちんと形にしていきたいです。

一方で、自分の短所を「短所だ」と自覚する機会も多くなりました。
冒頭でも話しましたが、1人で仕事はできるわけなくて、いろんな人と楽しく生きていくうえでは、その場その場で「何が良くて、何が駄目か」をきちんと示していかなければ、チームとしてまとまりません。
僕は大雑把な性格で、良く言えば大らかなんですが(笑)、これまでは「誰かがやってくれるし、いっか」と甘えているところがあったんだと思います。学生のコミュニティでは個性として映ることも、ビジネスではそうは言ってはいられません。また、仕事は信頼を積み上げることが大切だということも、インターンで学びました。

中野:僕も何事にも主体的に・積極的に行動ができるようになったと思います。
選手やPJTの皆さんからは「真面目だね」と言っていただけることが多いんですが、自分ではコツコツと真面目にやるというより、要領よくやる人間だと思っていました。皆さんからのフィードバックを受けていく中で「自分が思ってるよりは、きちんとできているのかな」と思うようになりましたね。強みを理解できたというか。もちろん、最初から全部きちんとできていた訳ではなくて、時間と内省を重ねながら、少しずつ視野を広くとれるようになってきたと思います。指示待ちではなく、自分からやれることを探して、行動する姿勢が身についてきました。

児童向けイベントの様子
キックオフイベントのグループディスカッション

現場で人と接し、目の前の課題に向き合う「机上の空論ビジネス」では得られない学びとは

(事前アンケートで)インターンの魅力について、「会社がどんなものかを知ることができる」と言ってくれていましたね。

中野:会社にはどんな役割の人がいて、どんなルールや倫理観を元に判断していくのか、日ごろの皆さんとのコミュニケーションを通じて組織の構造のようなものを把握できるようになってきました。
スポーツは少し特殊かもしれませんが、いち視聴者としてスポーツを見ているだけでは、事業の成り立ちは全然わかりませんでした。例えば、営業や広報がどんな仕事をしているかは想像がつきやすいですが、自分が知らなかった役割の人がいることや、社内の誰の理解を得て仕事を進めていくかは、これまでの部活やゼミの活動だけではわかりませんでした。このインターンをして、ひとつのビジネスのアウトラインは掴めるようになったと思います。

試合帯同の様子

結城:面接で、平尾社長からも同様のことを言われたのを覚えています。
「若いころからユーザー目線じゃなく、つくる側の目線・川上から物事を考えていく習慣をつけることは大事だよ」といった話をされていました。

それは自分で事業を作ってみたり、「判断していく」役割の方がそばにいる環境でないと、その視点を知ることができないですよね。普通の大学生はエンドユーザーとして世の中の全てを体験してると思います。もちろんその目線も大切ですが、学生のうちから他の視点で物事を見ることができるのが、インターンの1番のおすすめポイントかもしれません。受け取る側ではなく、生み出す側。生み出すのにもどれくらいコストがかかって、商流や予算を作るためにはどういうアクションをとらないといけないか。ビジネスの基本やリアルな現場を少しでも知っておくだけで、社会人になることの怖さがワクワク感に変わる気がします。

会社という組織で仕事をすることの解像度が上がったということでしょうか。

結城:そうですね。机上の空論ではなくなりました。ビジネス書や教科書に書いているやり方をそのままやっても、イレギュラーなことはたくさん起こりますし、その原因は割と普遍的なところにあったりします。
バスケPJT内でも根本的な課題に向き合っていると、どんどん組織で仕事をすることの解像度が上がっていく感覚があって、「生の会社組織はこういう感じなんだ」と思いますね。YouTubeや本に書いてあることが間違っているわけではありませんが、コンテンツには収まらない小さなことが意外と重要だったりします。

それは自分のキャリアに対しても同じことを感じています。これまでは「自分なら大丈夫」という根拠のない自信を持っていて、現実と理想の間にはものすごく高い階段が1段だけあるような感覚でした。
今では、理想の状態に到達するための必要なステップがハッキリと見えてきています。それは、「自分は何ができて、何ができない・知らないのか」が分かってきたからだと思います。「これができるようになったら、次はこれを勉強しよう、この経験が必要だ」と具体的な行動目標が持てるようになりました。
経験をさせてもらう度に、「ただただ高い1段」のステップが複数のステップになり、そのステップを一段ずつ・着実にのぼっている感覚があります。

 

中野:僕はそもそも将来のビジョンとか、将来の夢とか具体的に決めたことが今までありませんでした。学生はそういう人がマジョリティーだと思ってはいるのですが、「とりあえず就活して大企業入ったら安定する」みたいな人は結構多いと思います。しかし、インターンを始めてからは「自分がやりたいことができる、やりがいの持てる仕事をしたい」という考えに最近は変わってきました。特定のスキルを磨いて、やりたいことを全力で出来るキャリアを目指したいです。

結城:中野の言うように、「大手企業が安泰」「ベンチャー企業がカッコいい」というキャリア観は、大人の方々が示す切り口のひとつであると思います。
キャリアの正解パターンをいくつも知ったというか、自分のキャリアを正解にしていく事が大事なのではないかと気づけました。
「どうしたら一流のビジネスマンになれるか」「どの道を選んだら間違いがないか」が気になる学生は多いと思います。

活躍されている社内外の方に、たくさん話を聞く中で、以外にもキャリアに関しては十人十色で「この道が正しい」ものは見つからなかったんです。
共通していたことは、皆さん「過去にいた環境を正解にしてきた」ことだと思いました。
外野の人間、特に学生は働く現場を知らないので「その職種、その業種を選べば正解」に見えていただけなんですよね。
その共通点を見つけてからは、「ここなら頑張れると自分で決めた環境を選んだら、後はそのキャリアをどう正解に出来るかを考える事の方大切」と思えるようになりました。
PJTメンバーには新卒の方もいれば、中途のハイキャリアの方もいます。一概にIT企業出身というわけではないですし、仕事へのやりがいも人それぞれです。
キャリアには色んな選択肢があることを教えてもらえました。「大人の示すキャリア」に収まるのではなく、色んな先輩方の話を聞きながら自分に置き換えて、自分なりのキャリアを若いうちから考えないといけない時代なんだと思います。
これがじげんではなく、新卒社員が何百人もいるような新卒文化の強い会社だったら、なかなかこの発見はできなかったと思います。


(写真左から)

株式会社じげん バスケPJT
インターン
結城
株式会社じげん 2025年度 新卒内定者。
同志社大学 政策学部 卒業予定。
2023年10月より、京都オフィスにてインターンとして勤務。

 

株式会社じげん バスケPJT
インターン
中野
同志社大学 法学部政治学科 在学中。
2023年12月より、京都オフィスにてインターンとして勤務。

※所属部署・役職は取材当時のものです。

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      ・長期インターンシップなどで業務経験のある方
      ・アプリケーション開発~リリース経験のある方

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      雇用形態:正社員

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      在宅勤務は、月最大8日まで(試用期間中は月最大4日まで)利用することができます。
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    • 勤務時間

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      ・1日の標準労働時間8時間
      ・コアタイム10時00分〜16時00分
      ・フレキシブルタイム (始業)7時00分〜10時00分  (終業)16時00分〜22時00分
      ※所属長の判断により、固定勤務となる場合あり
      ※所定外・休日労働を命じる場合あり

    • 休日・休暇

      完全週休2日制(土日祝)

      会社カレンダーにより定める夏期休暇および年末年始休業
      年次有給休暇(時間単位での取得も可能)
      その他、法令および就業規則に定める休暇

    • 給与

      ▼ビジネスコース
      初期月給:300,000円 +各種手当
      (入社当初から成果に応じてQ毎に評価/昇給アリ)
      想定年収:372万円~
      ※初期月給には固定残業手当(45時間分):78,035 円を含む
      ※45時間を超過した時間外労働の残業手当は追加支給。
      ※時間外労働が月間45時間以下であった場合、残業時間過少者奨励金を支給(10,000円)
      ※想定年収金額は残業時間過少者奨励金を含んだ場合
      ※加えて全社業績・個人の実績により業績連動賞与支給

      ▼エンジニアコース/経営戦略コース
      初期月給:300,000円~420,000円 +各種手当
      (これまでのプロダクト作成などのご実績やスキルに応じて、当社基準で初期月給を個別提示させていただきます。)
      (入社当初から成果に応じてQ毎に評価/昇給アリ)
      想定年収:372万円-504万円~
      ※初期月給には固定残業手当(45時間分):78,035 円~を含む
      ※45時間を超過した時間外労働の残業手当は追加支給。
      ※時間外労働が月間45時間以下であった場合、残業時間過少者奨励金を支給(10,000円)
      ※想定年収金額は残業時間過少者奨励金を含んだ場合
      ※加えて全社業績・個人の実績により業績連動賞与支給

    • 待遇

      【保険】
      各種社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
      ※関東ITソフトウェア健康保険組合

      【交通費】
      全額支給

      【受動喫煙防止のための取組み】
      屋内原則禁煙(喫煙室あり)

      【福利厚生】
      ・ベネフィットステーション(福利厚生サービス:グルメ・レジャー・ショッピング・スポーツ・旅行等で利用可)
      ・わくらぶ(社内クラブ活動支援)
      ・社内通貨”GAT”(一人毎月1000円分を受け取り、特にお世話になった人へ感謝の言葉と共に贈る制度)
      ・誕生日お祝い(誕生月に1万円分のデジタルギフトを支給)
      ・じげハン(社員紹介採用決定でインセンティブ支給)
      ・社内コミュニケーション支援(年4回の全社飲み会、3カ月3回の交流ランチ補助、部署キックオフ費用負担)
      ・N-minutes(1日20分間昼寝ができる制度)
      ・Pday(1時間単位の有給休暇制度)
      ・ファミリーサポート休暇(家族や同居人、同居のペットとの行事で取得可能な特別有給休暇)
      ・バカンス休暇(勤続年数に応じて付与される特別有給休暇)
      ・資格取得補助制度
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