じげん新卒研修のリアル | 2024年度 新卒研修現場レポート
じげんでは、若手社員がより一層活躍できる会社にしていきたいという想いから、3年間の新卒育成プログラムを設けています。(※詳しくはこちら)
本記事では、長きにわたるプログラムの第1章ともいえる配属前研修について、24卒メンバーの3人が、それぞれ最も印象に残ったプログラムについて振り返ります。
ZIGExNIST研修 ----セールス 石塚
研修の概要
新卒育成プログラムの基盤となるZIGExNIST(ジゲニスト)研修。
この研修では、新卒入社した先輩社員3名に、これまでのじげんでのキャリア・入社時と現在の変化・そしてその理由について語っていただきました。
それぞれの苦悩や失敗談、それらを乗り越えたエピソードなど、リアルなエピソードを沢山聞くことができ、じげんでのキャリアパスの多様さや可能性を感じました。
その後は2チームに分かれ、自身の「キャリアプランニング」を行いました。
自分の3年後、5年後、10年後を想像して「ありたい姿」を描き、それに近づくために、2年後、1年後、そして今、自分は何ができるか・何をすべきなのかを考える、というワークです。
最後には全体発表も行いました。お互いにシェアすることでインスピレーションや刺激を得たり、新たな学びやこれから始まる業務への姿勢が変わった人も多かったのではないかと思います。
研修を受けて
自身の今後のキャリアについてぼんやりと想像していたイメージや理想を、具体的に描いて言葉にすることができました。
自分達より先を行きつつも、比較的年代の近い先輩達の体験談やアドバイスはよりリアルに感じました。また、同じ会社でも多様なキャリアパスが存在することを知り、より柔軟に自身のキャリアを想像できるようになりました。
研修を経て、「ここから数年後、どんな自分になっていたいか」のイメージをより具体的に自分の中に落とし込むことができたと思いますし、配属後は、目の前の業務の意義を自分で仮説建てたり、納得感を持って日々の仕事に向き合うことができていると思います。
また、具体的な目標設定の方法とそれを達成するためのプランニングの重要性を学んだことで、日々の業務においても具体的な目標を設定しそれに向けた行動計画を立て、小さなタスクでもひとつひとつ目的意識を持って取り組むことができていると感じています。
同期との意見交換もとても印象に残っています。
自分の考えを広げ、視野を広く持つことの大切さを実感しましたし、一緒に働く仲間の夢や想いを聞くことができて、お互い理解をより一層深めることができました!
技能研修(テレアポ) ----マーケティング 葉山
研修の概要
この研修では、3つのグループに分かれてじげんの運営するサービスのテレアポを実際に行いました。
はじめに、担当サービスについて各事業部の先輩方から概要や特徴、テレアポを行うにあたってのポイントなどを説明して頂き、資料やスクリプトの読み込みを通してサービス知識やトークスクリプトをインプットしました。
その後実践に移り、一日半にわたってテレアポを実践。新卒皆それぞれ100件以上もの電話をかけていました。
「一人のじげん社員」として社外の方と関わることへの意識や責任感を身をもって感じることができました。
研修を受けて
社外の方との会話を通して、じげんのサービスをより客観的に観察することができました。
「導入したいけど費用的に難しい」「他の機能が追加されたら検討する」などといった生の意見を直接聞くことで、
「このサービスに足りないポイントはどこか?」「サービスのどの部分を改善すればいいのか」など、
社外から見たサービスの特性や改善点について考える機会や視点を持てたことは、現在の業務でも大いに役立っています。
また、社外の方とのコミュニケーションを通じて自分の強み・弱みが浮き彫りになり、一日半の研修を通して自分自身を客観的に理解することができました。
研修後、私はマーケティング職に配属となったため、テレアポ研修で学んだスキルを直接的に活かす機会はありませんが、仕事の向き合い方に大きく影響を与えていることは間違いありません。
頭の中が数字でいっぱいになり、サービスユーザーを意識できなくなった時に、テレアポ研修時に得た生の声を思い出すようにしています。
サービスを作る側ではなく、サービスを使う側の感覚を取り戻し、画面上の無機質な数字の羅列がユーザーの行動とつながっているのだと再認識するようにしています。テレアポ研修の経験は、私の中でそんな存在となっています。
ロジカルシンキング・クリティカルシンキング研修 ----エンジニア 鈴木
研修の概要
この研修は、ビジネスの基本の思考法、ロジカルシンキング・クリティカルシンキングを学ぶために、概論とワークを組み合わせたプログラムを行いました。その中でも、特にユニークだったワークを紹介します。
まず5人で1チームとなり、メンバーひとりひとりに、それぞれ異なる”断片的な街のイラスト”が書かれたカードが複数枚与えられます。
全ての断片図を合わせると1つの地図を描くことができます。その地図上にあるスタート地点からゴール地点までのルートを、それぞれの持つ断片図から推理し、白紙に描き示す、というワークです。
自分の持っているカードをチームメンバーに見せることは禁じられており、「言葉での説明・話し合いだけで」地図を完成させ、答えのルートを導き出すことがこの研修の肝でした。
(とても高難易度のワークで、見事地図を完成させルートを当てたチームはひとつもありませんでした。。)
研修を受けて
このワークでは、チーム内で混乱が起こるようわざと似たような絵のカードが複数枚用意されています。そのため、しっかりと自分の言葉で「事実」をメンバーに伝えることが最も重要でした。
自分の考えていることを的確に相手に伝え、納得してもらうことがこんなにも大変なことだと、このワークを通し身に染みて学びました。
自分の伝えたいことを相手に伝わるように言語化すること、そして相手が伝えようとしていることを理解しようとする姿勢と努力。これらの大切さと難しさを研修を通して学び、現在様々な仕事の場面で活きる力だと思っています(まだまだ足りないですが!)。
例えば、エンジニアという職種で新しいプロジェクトが始まるときに、どんな技術を使えばいいのか選ぶ場面があります。いくつかの技術が候補として挙げられ、それぞれのメリット・デメリットを比較したうえでベストなものを選ばなければいけません。
ある人は「A」、またある人は「B」と意見が割れることは日常茶飯事です。
そんな時に、プロジェクトの目的から逆算しメンバー内で「合意」を取る。メンバー全員が「それぞれの納得」をもてるところまでもっていくことが、その後プロジェクトを円滑に進めるためにとても大切だと日々意識しています。
4月の入社から3か月経った今、24卒メンバーはこれらの研修で学んだことを活かし、配属後も支え合いながら各部署で各々の業務に取り組んでいます。
これらの研修を通して得た知識・社会人としてのあるべき姿勢を心に留め、個人のスキルを磨くだけでなく、チームで事業をプラスに動かせるビジネスパーソンを目指して、走り続けます。
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