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コーポレートブログ

IRの真の目的とは《前編》

09.29.2021

※こちらの記事は、じげんコーポレートブログの記事を再編したものです。記事に記載されている名称などは、2016年7月15日当時のものとなります。

個人的には、IRの目的は
①経営陣へのフィードバック
②資本コストの最小化、であると考えています。

これに加えて、じげんではまだまだ売上構成比が小さいですが、B to C 事業を主力とする企業では、
③個人投資家を中心とする顧客基盤(ファン層)の形成、というのも主目的となり得ます。

①はよく言われている通りですが、重要なステークホルダーである投資家の意見が、IRを通じて、時には経営陣に対して直接伝えられることで、経営へのモニタリングが効き、最適な意思決定が促される、という考え方です。
当社でも、社長と経営戦略部のミーティングが毎週開かれており、IRの場で投資家から出た新たな質問や要望は、基本的にスクリーニングを掛けることなく、市場の声としてそのまま伝達しています。

②が本記事の一番のポイントで、意識されていないIR担当者の方もいらっしゃるかと思います。
資本コストは株式コストと負債コストの加重平均(WACC)で求められるのが一般的で、将来キャッシュフローの割引率に適用されるWACCが低いほど、企業価値は増加します。
負債コストは有利子負債の平均利率なので分かりやすいですが、株式コストはキャッシュを伴うものではなく、算出にも様々なアプローチがあります。

そのひとつに、コーポレートファイナンスの教科書に必ず載っている資本資産価格モデル(Capital Asset Pricing Model, CAPM)があり、下記の関係式で表されます。

ベータ(β)は市場全体に対する当該個別株式の値動きやボラティリティを示す数値で、βが高いほど、当該株式はハイリスクハイリターンと認識され、株式コストも高くなってしまいます。
ベータ、ボラティリティを下げるには、株式市場を「必要以上に驚かせない」ことが非常に重要で、これがIR担当者の腕の見せ所になります。

株価のボラティリティを抑制できれば、株式コストやWACCが下がり、企業価値も高まる、という経路です。
高い企業価値を保った状態で公募増資や新株予約権発行といった資金調達ができれば、将来的な成長投資に充当できるキャッシュポジションも潤沢に有することができます。

情報開示の透明性を高め、投資家の方の予測精度を高めることに協力してサプライズを回避できれば、株価が急激に変動することは少なくなります。
もちろん、重要な未公開情報を伝えることはインサイダー取引につながりますので、聞かれたことにすべて答えればよいわけではありません。
自社の収益構造を事業セグメントやKPIに分解して示すことや、それぞれの業績要因が何によって変動するのか、どのような戦略や施策で改善しようとしているのか、ということを説明することが肝要となります。

ちなみに、じげんのベータ(計測期間1年)は経営戦略部が発足する直前の2016年2月末時点では1.4を超えていましたが、直近では機関投資家比率の向上や売買代金の増加に伴って流動性が増して株価形成も安定しているようで、ベータは1.3を下回って推移しています。経営戦略部はベータをKPIとして観測しており、今後も株式市場との円滑なコミュニケーションにより、資本コストを適正水準に保つことが目標です。

次の記事では、移ろいの激しい株式市場からの関心をつなぎとめるために陥りがちな、「バズワードの誘惑」についてお書きします。


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  • Jobs 【中途】《経営管理部》IRリーダー候補

    summary
    • 募集概要

      東証1部上場インターネット企業として事業、組織ともに急成長している当社にて、IR担当としてご活躍いただきます。

    • 仕事内容

      IR担当であり会社の顔として、世界中の投資家に対し、企業価値を向上させるコミュニケーション戦略を立案・実行していただきます。

       

      <具体的な業務内容>
      ・IR戦略の立案サポート・実行
      ・機関投資家、アナリスト、国内外の投資家等とのコミュニケーション
      ・決算説明会資料作成・説明会運営
      ・IRサイトの運営
      ・その他必要な決算資料・開示資料の作成、開示対応

      上記以外にも、ご経験・ご志向によってはその他ファイナンスやM&A業務への拡張も検討致します。

       

      <仕事の魅力>
      ・当社のIRにおける戦略・仕組みづくりから広報チームと連動したPR強化まで、幅広く大きな裁量をもってチャレンジできるポジションです。
      ・IPO前のスタートアップと比較すると資金面・ノウハウ・経験可能な領域といった点で圧倒的にチャンスが多くIPOをゴールとしない非連続成長が可能であり、また大手企業と比較すると裁量・スピード感が大きく異なります。ベンチャーのスピード感と上場企業としてのスケール感の双方を実感できる魅力的なタイミングです。
      ・東証一部上場ベンチャー企業の経営企画やM&A、資本市場や金融機関との折衝などのファイナンス業務等、幅広い業務へのチャレンジも可能です。
      ・同部署には公認会計士や税理士なども所属しており、ファイナンスのみでなくアカウンティングでのキャリア拡張、専門性の習得も可能な環境です。

       

      <組織体制>
      経営管理部:じげんのコーポレート部門は主に「経営管理部」、「経営推進部」、「経営戦略部」、から構成されており、経営管理部はIRの他、経理財務も担当しており、決算時はIRと経理財務では密に連携を取りながら業務を遂行しております。なお、経理管理部は他に、労務、総務等も担当しております。
      経営管理部全体としては、会計士である女性執行役員(※)が管掌役員兼部長として立ち、経理財務の副部長(30代男性)、ほか男性9名・女性6名から構成され、監査法人、税理士法人出身といった専門性の高いメンバーが在籍している一方で、20代30代を中心とした若い組織で個々の裁量は大きく、実践経験を積みやすい環境です。
      また、経営企画・M&A機能を担う経営戦略部とも連携を取りながら進めていただきます。

    • 応募条件

      【必須スキル】

      下記いずれかのご経験をお持ちの方
      ・IRのご経験(1年以上)
      ・インターネット企業での就業経験

       

       

      【歓迎スキル】

      ・ビジネス英語
      ・上場事業会社での財務経理経験、経営企画経験

    • 雇用形態

      正社員

    • 試用期間

      3カ月
      ※試用期間中の待遇などに変更はありません。

    • 勤務地

      東京都港区

    • 勤務時間

      10:00~19:00
      ※8:00~17:00/9:00~18:00/10:00~19:00から4半期ごとに選択可能。

    • 休日・休暇

      完全週休2日制(土日祝)、夏季休暇、年末年始休暇
      年次有給休暇(時間単位での取得も可能)

    • 想定給与

      月給:375,000円~500,000円
      ※固定残業手当(45時間分):97,544円~130,058円を含む。
      ※45時間を超過した時間外労働の残業手当は追加支給。
      ※採用時のポジションにより、試用期間終了後、
      別途役職手当・管理監督者手当を支給する場合あり。

      上記はあくまで想定であり、ご経験・スキルを考慮して決定いたします。
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      【保険】
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      【受動喫煙防止のための取組み】
      屋内原則禁煙(喫煙室あり)

       

      【福利厚生・社内制度】
      ・関東ITソフトウェア健康保険組合
      ・ベネフィットステーション
      ・社内クラブ活動支援
      ・リファラル採用決定でインセンティブ支給
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      ・社内交流イベント(全社会、シャッフルランチ等)
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      ・資格補助制度
      ・服装自由 等

    • 選考フロー

      書類選考→ 一次面接 → 適性検査+最終面接 → 内定

      ※面接はオンラインで実施させていただきます
      ※適性検査については一次面接通過のご連絡後、最終面接までにオンラインで受検いただきます。(15分程度)
      また、選考の合否は適性検査結果のみで判断されることはありません。
      ※決裁権限者や特定のポジションでの採用の場合、内定通知前にリファレンスチェックを実施させて頂いております。ご理解頂けますと幸いです。

    • よくあるご質問

      こちらをご覧くださいFAQ

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