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10年以上じげんを支えるコーポレートメンバー |会社の成長と共に、自分も成長させた情熱の原動力とは

05.15.2023

近年、女性社員の働き方に注目が集まっています。じげんにはしなやかに仕事と向き合いながら、生産性高く働く女性社員が多く在籍しています。
今回は、じげんの成長を長らく支える、コーポレートメンバーの金谷に話を聞きました。2013年、マザーズ上場前のまだベンチャーカルチャーが強い時代にアルバイトとして入社し、今年で入社10年目を迎えます。結婚、そして2回の出産を経験した彼女に、出産前・後での意識の違い、じげんで働き続けられる理由、今後のビジョンについて話を聞きました。

じげんのサービスユーザーから、組織の一員に

まずは金谷さんのご経歴を教えてください。

2013年5月にじげんに入社して、じげん歴は10年になります。
入社当時はアルバイトからスタートしていて、求人領域(現・求人Division)不動産領域(現・住まいDivision)の営業事務を担当していました。その半年後に経営管理部に移り経理と総務を兼務し、現在は経理として働いています。

じげんに入社したきっかけを教えてください。

アルバイトを探していた時に使っていたサービスが、じげんの「アルバイトEX」だったんです。「このサイト面白いな」と思って少し調べてみたら、「じげん」という会社が運営していて、さらに求人募集もしていて。そこで思い切って受けてみたのがきっかけです。
入社当時、従業員は50〜60人ぐらいで、ファミリー感の強い組織でした。代表の平尾も含めて社員も若い人が多く、会社の成長に向かって一直線!といったエネルギッシュな雰囲気がありました。

私は今年で勤続10年になるのですが、2017年に結婚して、2019年に1人目の出産、2021年に2人目を出産しました。ライフイベントのほとんどは、じげんと共に過ごしていますね。

じげんと共に人生を歩まれてきたんですね。結婚や出産を経て、働き方に変化はありましたか。

やはり、子供を産んでからが大きく変わりましたね。
1人目の出産の時は、組織内で産休をとったメンバーがおらず、制度も整っていなかったんです。そこで制度の整備や働き方の改善を、色んな方に相談しながら進めてもらいました。

2人目を出産した時は、1人目の時より働き方も多様になったと感じます。特に、リモートワークができるようになったことと、フレックス制度には本当に助けられています。
例えば、子どもの保育園の送りで「今日は定時出社にどうしても間に合わない」という時でも、在宅勤務やフレックス制度があるだけで子供を急がすことなく、「今日の朝はゆっくり準備させよう」と調整できるので、本当にありがたいですね。

手探りでも、「面白そう、やってみよう」の精神で挑戦し続けてきた

じげんで10年間働き続けてこられたのは、色んな理由があると思うのですが、いかがでしょうか。

「楽しいか」と言われると、「楽しいだけではない」時の方が多かったですね(笑)。でも、10年経ってもずっと面白いなと思っています。
他の会社ではなかなか経験できないであろうことが目の前に常にあって、「やってみたい」「挑戦してみたい」という気持ちが、結果的に10年続いているんだと思います。あと意外に思われることもありますが、選択するときにはハードルの高い方を選ぶ傾向にあります。「大変そう、でも面白そう、やってみよう」の精神が強いかもしれないですね。

なるほど。ずばり過去10年で、良くも悪くも1番のビッグイベントは何でしょうか。

そうですね、まだ上場して間もないころ、M&Aのプロジェクトが複数立ち上がってはいるものの、組織になかなか人が増やせなかった時ですね。そのときは1番大変でした。

当時、管理部門は4人しかいなくて、今ほど会社の体制も盤石とは言えない中、M&Aの対応をすることもありました。法務や税務のプロフェッショナルも当時は社内にいなかったので、外部の先生方の力をお借りし、社内でも学習しながら、まさに「考えながら全力疾走する」ことを体現していました。

ベンチャーらしいというか、今のじげんではなかなか想像できないですね。

そうですよね。大変でしたけど、その時にたくさんのことを学びました。
私自身、他社での経理経験がなく右も左もわからなかった中、会社の成長に携わることができました。本当に大変でしたが、自分が1番成長できた経験だったと思います。そういう経験の積み重ねが「じげんって面白いな」と思う1番の理由ですね。

ベンチャーあるあるだとは思うのですが、経理メンバー中心で株主総会を主導していた時期もあります。経理でまとめた数値がどうやって株主に伝わっていくのか、総会の運営を通して理解できたところもありました。自分の役割だけを全うするのではなく、「会社のために自分ができることをやる」という思いが、経験値を拡げることに繋がったと思うんです。

なるほど、金谷さんのような方々が礎を築いていったんですね。この10年で、会社や組織はどう変わりましたか。

ひとつ目はやはり働き方ですね。働き方の柔軟性が持てるようになったところは、この10年で大きく変わったなと感じます。
あとは、組織が大きくなると同時に、スペシャリストの方がかなり増えたので、色んな局面で解決までのプロセスがスムーズに進むようになりました。

大変だった時の経験が今の私の基盤になっていますが、結婚・出産を通して同じように働くことは、正直難しい時期もあるんだということは実感しています。自分のライフスタイルが変わっても、組織が大きく変わらない今の状態は、とてもありがたいなと感じています。

「育児」というタスクが加わり生まれた、生活のメリハリ

育児というタスクが増えて、生活のサイクルはどう変わりましたか。

タスクが増えたことで、以前より時間をうまく使えるようになったと思います。
今は「これは絶対に6時間で全部終わらせなきゃいけない」とタイムリミットを自分で作って、ぐっと集中できるようになりました。生産性も確実に上がるし、オンオフをしっかり切り替えられるというか、生活のメリハリがついたのはすごく私に合っていて、良かったです。
育児だけの生活よりも、私は働きながら育児をする方が自分に合ってるなと感じていますね。行動計画を自分でシミュレーションして、予定通り片付いたときは「やり切った!」という、達成感をほぼ毎日味わわせてもらっています。

女性として、ママとして、じげんの働く環境についてどう思いますか。

そうですね、じげんは昔から女性だから・男性だからといった区別はありません。時代の流れもありますが、男性も育児休暇を取っています。
出産や育児をするために、私が休むことで誰かに業務を任せてしまうと申し訳なく思うことはありますが、それらが理由で「働きにくい」という環境ではありませんね。

自分のためにも若手のためにも、良い会社にしていきたい

じげんでの10年を経て、じげんの良いところや、これがじげんだと思うところはありますか。

私自身、未経験からじげんに入って他の会社ではやらせてもらえないこと、経験できないことを沢山させてもらいました。「挑戦する場所が常に用意されている」所がじげんらしさであり、じげんの強みでもあると思います。
最近では、挑戦だけではなく挑戦をサポートしてくれる体制が整いつつあります。新卒メンター制度など、自分が仕事で関わる人以外の人が、自分を見守ってくれているのは若手の社員にとっても、非常に心強いと思いますね。
常に挑戦できる場所があるのは仕事がルーティン化せず、飽きずに続けられている理由だと思います。

金谷さんは今経理の仕事の合間に、業務改善やコミュニティ活性の業務もされていますね、その原動力は何なのでしょうか。

やっぱり働き方をもっと改善したいという思いですね。働きながら育児をする中で、「ここがこうだったら効率的なのに!」という部分も沢山見えてきましたし、改善の余地があるところは可能な限り変えていきたいです。
生産性の高い働き方になって嬉しいのは、子供がいるとかいないとか、独身とか関係ないじゃないですか。よりダイバーシティに対応した組織になると良いなと思ってます。

他にも、コロナで小さくなっていた社内のコミュニティをもっとたくさん、もっと大きく広げていきたいと思っています。入社間もない方やこれから入ってくる人たちに、「面白い会社なんだよ」と伝えていきたいです。

社内コミュニティを活性化させる有志組織「Znow」でイベント企画なども行った

とても心強いですね。

私自身は、じげんでできる限り長く働きたいと思っています。でも年齢を重ねる中で不安になる部分もあるのが事実です。そのためにも常に変化を恐れず、自分自身をUPDATEし続けていきたいと考えています。
10年いて、会社が良くなっていってるのは確かですし、それは今まで頑張って支えて来た人たちや、去ってしまった人たちの功績でもあると思っています。だからこそ、今いる人たちでこれからのじげんを作っていかなきゃいけない。それが今の私の原動力ですね。


株式会社じげん  経営管理部 経理

金谷

大学卒業後、マスコミ企業勤務を経て、2013年に株式会社じげんに入社。
営業事務を経て、経営管理部にて経理・総務を担当。
2017年より、現職。

 

※所属部署・役職は取材当時のものです。

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