じげんの新任PMが目指す、「ニューノーマルな働き方」
じげん社員がどんな1日を過ごし、どんな働き方をしながら、日々業務に向き合っているのかを伝える本企画。 今回登場するのは、2020年4月より自動車Div.・株式会社TCVのプロジェクトマネージャー(以下PM)を務める小倉。2018年に新卒として入社し、入社後1年目でZEUS(社内MVP)を早々に受賞。翌年には企画マーケティングユニットのチームリーダーに就任し、3年目の2020年、PMに抜擢された。順当にキャリアを重ねているが、「入社時は、同期に比べても圧倒的に劣等生だった」と本人は語る。彼の成果の源泉となる1日に密着した。
入社以来初のリモートワーク、大きな潮流から得た新しい気付き
小倉さんの一日について教えてください。
日によってバラバラですが、メンバーとのミーティングが多い日はこんな感じです。
10:00 | KPI分析、メール、社内連絡 |
10:30 | 朝会 |
11:00 | TCV開発メンバーMTG |
12:00 | 新規プロジェクト 進捗検討MTG |
12:30 | 休憩 |
13:00 | 広告数値、キーワード確認、競合調査 |
13:30 | セールスメンバー 1 on 1 |
14:00 | マーケ担当定例MTG / 数値分析 |
14:45 | セールスメンバー 1 on 1 |
15:00 | アシスタントメンバー1 on 1 |
15:15 | Div. Head・チーフとMTG |
15:40 | パート別予算検討 |
16:30 | マーケメンバーの施策壁打ち |
17:00 | 個人予算調整 |
18:00 | セールスメンバー 1 on 1 |
18:15 | Div.横断 施策検討MTG |
19:00 | 新規施策検討 + 各アサイン依頼 |
メンバーとの1on1やミーティングなど、かなり分刻みで入っていますね
はい、PMとして新しい部署に異動になったばかりということで、まずはメンバーとのコミュニケーションをしっかりとり、信頼関係を築くことを第一に考えていました。しかし、今回のコロナウィルスの感染拡大の影響を受け着任直後から全社が基本在宅勤務となったことで、当初は大変戸惑いましたね。皆さんもまずオフラインでの日常をオンラインにトレースしていくことから始まったと思いますが、その中でこれまで見えにくかった「使える時間」が洗い出された印象だなと感じました。
今まで潜在的にあった課題が明確になった…ということでしょうか
そうですね。よく聞く話ですが例えば、これまでのオフラインかつ大人数での会議では、会議時間が意図せず長くなったりしていた部分がありました。その他にも通勤時間や、会議のためのオフィス内の移動、資料の印刷といったこれまで「当たり前に存在していた時間」が実は「有効活用できる時間」であったことは、リモートワークを経験してからの気付きですね。
反対に不便だなと感じる点では、「会議をするほどではないが、確認したいこと」が気軽に聞けないことですね。顔を合わせられないことからの不便さは一定ありますが、上手くやればもっと生産性を上げられるなという感触はあります。
「変わるもの」「変わらないもの」しなやかさを保ちつつ自分なりの軸をもつ
その他、リモートワークで感じた変化はありますか?
そうですね、これまでの「当たり前」が短期間で「当たり前でなくなる」という状況において、「柔軟に変化することの重要性」を強く感じていますね。
じげんはベンチャー気質が色濃く残っているので、組織的にもイノベーションや変化へ耐性は大手に比べて比較的ある方だと思いますが、ここまで大きな変化の流れを体験したのは初めてです。
特に、TCVは海外を巻き込んだビジネスです。刻一刻と変わる世界情勢や今禍への国ごと情報をキャッチして、最適な戦略を施策に落とし込んで推し進めています。
私個人では、時間とコミュニケーションに対する意識は大きく変わったと思います。
先日のじげん産業医の尾林先生の記事にもありましたが、私が特に気を付けていることは下記ですね。
- タスクをより分解し、時間を区切って作業を行う。
- MTG時間をまとめ、自分の集中タイムを作る。
- 顔色等見えなくなるので、定期的にメンバーと話す機会を設ける。
夕会など、簡易でもいいのでコミュニケーションの場を作る。
- slackだけでなく、ショートMTG (5分~10分)を設定しコミュニケーションを行うことで認識齟齬をなくす。
- 資料を活用し、コミュニケーションロスをなくす
緊急事態宣言解除後は、私も含めてメンバーも週に2~3日ほど出勤するスタイルに変わりつつあります。試行錯誤しながらではありますが、「顔を合わせてアイデアを発散し合う日」「リモートでそれぞれ集中する日」と場所に応じてメリハリのある働き方に切り替えつつあるところですね。
逆に、変わらない部分はありますか
入社1年目のときから仕事の軸にしているのは、「成果を出せるかどうか。」その成果も個人ではなく、事業部にとって、会社にとってプラスになるかを常に意識して続けています。
成果を出すための進め方は人それぞれでも良いですが、リアルの場を共有できない今だからこそ、チームで目的を1つ持つことが重要だと改めて感じています。そのためのプロセスを考えることも自分の中で面白いなと感じますし、入社以来大切にしていることですね。
入社当初は同期の中でも劣等生で、先輩や上司の皆さんに怒られてばかりでしたが(笑)、ここを意識し始めて、小さな成功を積み重ねられるようになりました。
2年目以降は「自分のチームで成果を出す」ことにミッションを置いていたのですが、割と悩みながらやっていました。自力を高めることの方が簡単でしたね。(笑)
前組織の企画マーケティングユニットでは道半ばで異動になりましたが、ユニットとしての機動力や標準レベルの底上げは形になってきたなと感じています。組織構築の難しさを勉強させてもらいました。
選ばれるサービスへ どんな状況下でも挑戦は続けていける
最後に、どんなチームを作りたいと考えていますか?
「TCVが選ばれる理由」をたくさん作っていきます。商材価値を上げていきたいですね。
すでにお取引のあるクライアントが、仲間づくりをしやすい仕掛けを増やしていきたいです。
PMになったことで、日々ウォッチする数字は「メディア単位」ではなく「事業部単位」に広がり、そこに携われることに喜びを感じています。
組織に対しては、みんなが仕事に対してモチベーション高く向き合いやすいように工夫していきたいです。自動車Div.・TCVはじげんの中でも、色んなバックボーンを持っている社員がいます。自動車業界の現場を知っているメンバーが多い分、デジタルマーケティングによるイノベーティブな改善ができる。これからも面白い挑戦を続けていければと思っています。
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