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開発の枠を越え、入社2年目でマーケリーダーを兼務|文系出身エンジニアの事業づくり

02.09.2026

今回は、じげんの比較メディア事業を手がけるパートナーソリューション Div.の24卒エンジニア・高杉が登場。入社1年目より開発の実務を習得しながら2年目以降はマーケティング領域にも積極的に関わり、現在は開発担当とサービス内マーケティングチームのリーダーも兼務しています。入社後の1年半を振り返り、技術とビジネスの領域を横断する中で得た気づきや、今後の挑戦について語ります。

事業に近い場所で学び続けたい、文系エンジニアの選択

まずは自己紹介と、現在の業務内容について教えてください。

高杉:じげんの比較メディア事業を手がけるパートナーソリューションDiv.(PS Div.)のエンジニアとして、独立開業を目指すユーザーとフランチャイズ本部をつなぐ「フランチャイズ比較ネット」を担当しています。 現在は開発業務だけでなく、同サービス内マーケティングチームのリーダーも兼務しており、プロダクト戦略の検討から各施策の立案・実装・効果測定までを一気通貫で行っています。
具体的には、UCV(ユニークコンバージョン)の増加やCPO(顧客獲得単価)の最適化を目指し、ユーザビリティ改善やAI検索の組み込みなどを行っています。開発スキルを武器に、ビジネス領域に深く入り込んでプロダクトを改善していくのが今の役割です。

もともとビジネスサイドへの関心は強かったのでしょうか。

高杉: そうですね。大学時代は経済学部で、「将来は自分で事業をつくりたい」という思いがありました。その中で、プロダクトを自分でつくれるようになれば初期費用をかけずに事業を始められると考え、独学でプログラミングを学び始めたのがエンジニアを志したきっかけです。

就職活動でも「ビジネスとエンジニアリングの両面を学べる環境」を軸にしていました。じげんを選んだ理由は、選考でお会いした役員の方々の魅力に加えて、「事業部内の距離が近い」という点でした。
職種を横断した密なコミュニケーションが生まれる環境であれば、事業がどのように動き、どんな課題が生まれるのかをリアルに知ることができる。エンジニアであっても、よりビジネスに踏み込んだ視点でプロダクトに向き合えると感じました。エンジニアとして働きながらビジネスや経営の素養も磨くことができる点に惹かれ、じげんへの入社を決めました。

高杉:実際入社してからも、近くの席にはセールスやカスタマーサクセス、マーケティングのメンバーがいて、事業に携わる様々な職種の人たちが、どんな仕事をしているのかを把握できる環境があります。普段から意識的にコミュニケーションをとり、「いま課題になっていること」「開発としてどこに寄与できるか」を探りにいくようにしています。稀に、クライアントとのオンライン商談に同席させてもらうこともあります。

エンジニアがクライアントと直接コミュニケーションをするケースは多くないと思いますが、高杉さんがそこにこだわる理由は何でしょうか。

高杉:開発側の視点だけで「課題はなんだろう」と考えても、やっぱり限界があるんですよね。ユーザーの本当の課題やクライアントの悩みは、最前線にいるセールスの現場にあると思います。彼らは開発側には見えていない「ユーザーやクライアントの生の情報」を持っている。だからこそ、そこを拾いに行かないと本質的な改善はできないと感じています。

実際、クライアントへのヒアリングを通じて、数値だけでは見えない定性的なニーズや業界特有の事情、業界課題の背景を知ることも多いです。それを検索機能やサイト設計に反映することで、ユーザーとのマッチング精度を高めることができます。開発リソースをどこに使うべきかを見極めるためにも、他部署との連携は欠かせないと思っています。

「いち機能の開発者」から「事業の運営者」へ。新卒2年目で起きた視点の変化

これまで取り組んだ施策の中で、特に印象に残っているものはありますか。

高杉:サイト上の「カードUI(情報表示枠)の改善」ですね。 派手な新規機能の実装ではなく、既存のデザインを改良するという地味な施策ですが、自分の中で一番「考え抜いた施策」でした。

高杉:この施策では、ユーザーの行動や数値をもとに仮説を立て、ABテストを回しながら改善を進めました。
新しい機能をゼロから作る場合は、まずは形にしてユーザーの反応を見るという進め方ができますが、既存のUI改善ではそうはいきません。ユーザーが「なんとなく使いにくい」と感じている違和感を言語化し、どこをどう変えればユーザーにとって使いやすくなり、その変化が結果として数字に表れるのかを論理的に組み立てる必要があります。
試行錯誤を重ねた結果、ABテストでしっかりと結果が出たときは、「自分の仮説と思考がハマった」という大きな手応えを感じました。

入社から1年半、仕事への向き合い方で変化したことはありますか。

高杉: 新卒2年目に入ってから、視点が「機能の開発者」から「事業の運営者」へと変わってきていると感じます。
1年目は、「機能が完成した」「ちゃんと動作している」「使いやすくなった」といったプロダクト視点の達成感が中心でした。しかし今は、「この施策はどれくらいの工数を使い、どれだけ利益に貢献できるのか」と、売上や利益まで強く意識するようになりました。

開発工数はタダではありません。コストをかけて実装する以上、やる価値があるのか、インパクトはどれくらいか。単発の施策だけでなく、長期的な事業計画の中でどう機能するのか。意識が“作って終わり”から“事業を伸ばす”ことへと変わったと感じています。

高杉:とはいえ、視点が上がったことで新たに課題も見えてきました。
実装や施策への落とし込みといった「HOW」の力はついてきましたが、「そもそも何を実現すべきか」「どんな価値を提供すべきか」といった「WHAT」の問いには、まだ充分なアンサーが見つけられていないと感じています。

現状はどうしても目の前の課題に対する打ち手や、既存の改善ベースの発想にとどまってしまいがちです。だからこそ、「中長期ではどの方向に向かうべきか」という視点にも少しずつ意識を向けるように変わってきました。

フランチャイズ業界はまだアナログな部分も多く、技術でできることがたくさん残されています。わたし自身まだ勉強中ですが、5年後、10年後、フランチャイズ業界全体がどう変わるかを意識しながら、「メディアとしてどう成長していくべきか」を考える機会を増やしていきたいと思っています。
例えば生成AIを活用したレコメンド機能など、単なる「情報を見せるサイト」ではなく、ユーザーにより良い選択肢を示せるようなプロダクトへ進化できたら面白いですよね。

技術だけでなく、事業や業界の先まで考えながら仕事に向き合っているんですね。最後に、現在就活中の学生や後輩に向けてメッセージをお願いします。

高杉: エンジニアであってもビジネスに深く関わりたい、事業を作りたいという人には、じげんは最高の環境だと思います。
そして、「新卒だから」「未経験だから」と、自分の可能性に枠をつけすぎる必要はありません。自分が挑戦したいことには、どんどん手を挙げてやってみる。たとえ失敗してつまづいたとしても、それは「身につけるべき知識がそこにある」と気づけたということです!


株式会社じげん パートナーソリューションDiv.
高杉
慶應義塾大学 経済学部卒業後、2024年に株式会社じげんに新卒入社。
フランチャイズ比較ネットの開発を担当しながら、同サービスマーケティングチームのリーダーも兼務。施策立案、実装、効果検証まで、開発とビジネスの両面からプロダクトの成長に携わる。

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