じげんのニューノーマルをどう創るか | オンライン懇親会
2020年末、じげんの懇親会「Z飲」がオンラインで開催されました。 「Z飲」とは、半期に一度、全国の社員が一堂に会する懇親会です。従来オフラインで実施されていた「Z飲」は今期からはコロナウィルス感染拡大の影響を受け開催中止となっていましたが、この度初めてオンライン形式で開催しました。
オンラインでの全社懇親会、実施に踏み切ったのは社員からの強い要望と運営の熱意
「Z飲」はじげんの社員たちが企画から運営までを行い、役員もメンバーも関係なく、フラットに楽しめる会として従業員も楽しみにしている社内イベントのひとつでした。
在宅勤務によりリモートワークが増え、従業員同士の交流は減っていたこともあり、「久々にZ飲がやりたい」という声も社員から多く出てきていました。
今期、リモートコミュニケーション施策を中心に社内コミュニケーションを提案し続けてきたZnow※では、「なんとか従業員の要望に応えられないか」と「オンラインZ飲」の開催を経営層に提案。
開催半年前からプロジェクトがスタートします。オンラインツールの手配から始まり、オンラインでも楽しめるコンテンツの企画など、「初めてだからこそ」議論をしっかりと重ね、テストを何度も行いながら、水面下で準備を進めていました。
開催1カ月を切る頃には、社内での大々的なアナウンスや参加者へのギフト・招待状の配布、社内ポスターの掲示が完了。たった6名のプロジェクトメンバーと、彼らに賛同する仲間が加わり、初めてのオンラインイベントは、これまでにない緊張感をもって準備が行われていました。
※Znowについて
じげんでは、「従業員が全社運営にも当事者意識を持って主体的に関わること」を大切にしています。各従業員の個別最適ではなく全体最適の目線を高め、働き甲斐のある組織づくりの推進を目的とした、従業員主体の委員会制度を導入しています。
Znowはその委員会の取りまとめ役を担い、全社のコミュニケーションにおける課題解決をミッションとしているチームです。人事や経営層とリレーションを取りながら、その時々に合わせた施策をこれまで実現してきました。詳細はコチラ
「オンラインならでは」のコンテンツづくりで、満足度の高いものを
当日は運営メンバーを除き、ほとんどの社員が在宅での参加となりました。
Zoomを使用した今回の「オンラインZ飲」では、全員の表情が見えるミーティング形式で実施。オフラインでは参加が難しかった、地方拠点やママ社員なども嬉々として参加し、Z飲としては史上最多となる120名の社員が画面越しに集まりました。
「久々のZ飲」という期待と、「オンラインだから盛り上がりに欠けるのではないか」という不安と、それぞれの参加者が様々な感情を持ち合わせた状態でスタートしたオンラインZ飲でしたが、社員の子どもが一緒に参加したり、映像を楽しみながらチャットで会話したりと、文字や映像、音楽など「オンラインならでは」の環境でそれぞれが居心地よく参加していた様子でした。
参加者全員が途中退室をすることなく会を存分に楽しみ、終了後のアンケートでは、9割を超える参加者が「満足だった」と回答。初のオンラインイベントは無事成功に終わりました。
じげんのオンラインイベントポイント
今回の「オンラインZ飲」の企画内容とポイントを簡単にまとめました。
全社オンラインイベントを企画・運営される方の参考になれば幸いです。
【プログラム】
・オープニングムービー
2020年のじげんのトピックスを盛り込んだ5分間のムービーを配信。
・乾杯の挨拶
代表の平尾から社員への1年間の労いのメッセージが送られました。
・各グループにて歓談
ブレイクアウトルーム機能を利用し、各グループに分かれ歓談を楽しみました。
・バラエティーコンテンツ
バラエティー番組を模した新卒社員13名による動画コンテンツや、社員の
プロフィールに関するクイズなど、グループごとで回答を競い合うコンテンツをZnowで用意。
・締めの挨拶
執行役員の天野から、会の締めのあいさつ
・記念撮影
【企画・運営のポイント】
・社員全員が楽しめるコンテンツを
・同じ空間にいられない分、動画を使って共通認識・共感ポイントを創出
・ブレイクアウトルームなど、オンラインならではのツールを最大限に活用
・ポスターや定期的なお知らせなど、事前の周知や盛り上げにも注力
・司会は明るく、楽しく、元気よく
今回は新卒入社の社員2名が司会を務めました。
オンラインだからこそ、社員同士のエンゲージメントをより高めていきたい
まだまだオフラインでのイベント実施が難しい状況下にあります。社内のコミュニケーション設計は昨年に引き続き、2021年も最適化が求められると私たちは考えています。
自宅から参加できる気軽さや、デジタルコンテンツの活用など、オフラインとは異なる利点を活かしながら、今後もじげんのカルチャーとして継続可能な、社員の交流できるシーンをたくさん作っていきたいと思います。