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じげんのニューノーマルをどう創るか | ボトムアップで活性化するリモートコミュニケーション

07.06.2020

今回は、じげんがこのコロナ禍の中で新たに取り入れた、在宅勤務でも実現できる「リモートによるコミュニケーション施策」をご紹介します。
新型コロナウィルス感染拡大の影響により、多くの企業で在宅勤務・リモートワークを推進する動きが加速しています。柔軟な勤務体系の実現やコストの有効活用・生産性の向上等、多くのメリットがある一方で、「企業文化の希薄化」は経営陣にとっても、従業員一人ひとりにとっても重要な課題として議論され始めています。
Updateを重ねる、じげんらしいコミュニケーションとは。

社内コミュニケーションを大切にしながら、成長してきたじげん

創業当初より、じげんでは「縦・横・斜め」の社内コミュニケーションを活発化させるべく、シャッフルランチやサークル活動、懇親イベントなど様々なコミュニケーション施策をオフラインで実施してきました。またそれらの全社的なコミュニケーション施策は、人事のみでなく従業員で組成する委員会「Znow」のメンバーが主体となって取り組むという、独自のカルチャーがあります。今回、新しい全社コミュニケーション設計を主導していったのは、この「Znow」のメンバーたちです。

また同時期に、人事主導による入社者のオンボーディング施策も動いていました。
そこでは、今春に入社する新卒10名や、中途社員らの早期の活躍にフォーカスし、どうしたらより入社者の早期立ち上がりを促進できるか?といった視点でメンター制度の強化や部内コミュニケーションの促進、新入社員の認知向上施策等を検討していました。

これら双方からコミュニケーション課題へアプローチすることにより、じげんでは早期に「在宅勤務によるコミュニケーション活性化」を実現することができました。

※Znowについて
じげんでは、「従業員が全社運営にも当事者意識を持って主体的に関わること」を大切にしています。各従業員の個別最適ではなく全体最適の目線を高め、働き甲斐のある組織づくりの推進を目的とした、従業員主体の委員会制度を導入しています。
Znowはその委員会の取りまとめ役を担い、全社のコミュニケーションにおける課題解決をミッションとしているチームです。人事や経営層とリレーションを取りながら、その時々に合わせた施策をこれまで実現してきました。

「良い」と感じたことはやってみる、ボトムアップで施策をスピーディーに実現

今回のコロナ禍の影響を受け、じげんでも全社的にリモートワークが導入されました。
冒頭にもありました、「企業文化の希薄化」を懸念する声を上げたのはZnowメンバー達です。
社内交流イベントや日常的なコミュニケーション支援等、オフラインからオンラインにトレース可能なものをスピーディーに実現。ミーティングツールの一つであるZoomを活用したイベントを次々に社内で実施していきました。

 

オンラインコミュニケーションスペースの設置

既存の社内交流イベントや、ランチ会・飲み会等、カジュアルなコミュニケーションをとれる場として、チャットスペースとZoomアカウントを新設し、全社向けに開放。様々な従業員が自由に企画発信を行い、「縦・横・斜め」のコミュニケーションが気軽にできる場として活用されています。

実際に、野球ファンを集めたオンライン試合観戦会や女子会等、様々な企画が立ち上がり、日常的にオンラインで交流ができる仕組みをつくりました。

執行役員による「よろず相談室」
体育会出身のメンバーが実施しているラジオ体操

オンラインだからこそ実現できた、「頻度」の向上

息づかいが見えず、相手の機微が分かりづらいこともあるリモートコミュニケーションですが、一方でオフラインでは実現しにくかった課題を解消することができました。

  1. 地方拠点メンバーとの交流
  2. オフラインでは調整が難しかった、事業責任者や経営層との交流
  3. 夜間の外出が難しい、子育て層の参加

これまで、地方拠点のメンバーや仕事以外で外出ができない子育て層は、年に数回の全社イベントでしか会えないことも多く、交流の場を設けるのが難しい状況でした。オンラインでは顔を合わせる頻度が上がり、他部署・他拠点メンバー間の交流が加速するようになりました。

今後も社員にとって働きやすい、大切な場所をつくり続けるために

在宅勤務スタート当初は、オンラインでのコミュニケーションに抵抗があった社員も多くいましたが、社員にヒアリングを実施したところ、今では下記のようなポジティブな回答も多く上がってきています。

  1. 拠点関係なく参加ができるので、本社メンバーと交流の場があるのが嬉しい
  2. ご家族・お子さんのいる方でも参加いただけるのが嬉しい
  3. 出入りのハードルが低く参加しやすい
  4. 低コストで実施ができるので、頻度高く参加ができる

オフラインではどうしても偏りが生じることもあったコミュニケーション施策でしたが、オンラインに切り替えることで、その幅が広がりつつあります。

上記に挙げた例のみでなく、従業員一人ひとりが、各事業部のトピックスやノウハウの共有など、業務においての新しいコミュニケーションを実践し始めています。

また、会社としてこのようなオンラインコミュニケーションをより定着・促進していくためにも、飲食代として各従業員に補助費用の支給を開始しました。

じげんでは、ボトムアップかつ自由度の高いカルチャーを大切にしながら、時代の潮流に合わせた最適な施策を随時取り入れていきたいと考えています。


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