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じげんのビジネス

経営陣ふたりが語る、じげんのこれまでとこれから

01.15.2020

日常の些細なことから人生の大きなイベントまで、私たちは生きている上で、さまざまな選択の場面に出会う。その選択を限りなく良いものにするために、株式会社じげんの「ライフメディアプラットフォーム事業」は存在する。日本テクノロジーFast50に9年連続で選ばれ、13件のM&Aを実施。その勢いは留まることを知らない。そんなじげんのこれまでとこれからを、取締役の寺田修輔(右)、取締役 執行役員の須崎和延(左)のふたりが語る。

30歳でじげんに参画し、執行役員に昇進

入社されてから今まで、じげんはどんな成長を遂げましたか?

須崎:私が入社したのは2010年の3月。30歳でした。そのときのじげんはまだ、組織と呼べるものではなかったですね(笑)。ベンチャーといっても、本当にどベンチャーという感じで。社長は27歳、20人いるかいないかのメンバーの平均年齢は20代半ば。当時、年上の方は一人しかいませんでした。

寺田:私が入社したのは2016年ですね。偶然ですが、須崎が入社したときと同じ30歳を迎える年でした。東証マザーズに上場して2年半程経っていたので、その頃とはだいぶ違いがありそうですね。

須崎:当時からライフメディアプラットフォーム事業を展開してはいましたが、仕様書もない、現実的じゃない納期設定に戸惑うばかりでした(笑)。でも入社したからには自分もフレキシブルに対応すべきだと腹を括りましたね。今でこそ虎ノ門に立派なオフィスを構えているけど、移転の度に社長の平尾とふたりで「よくここまできたよね」としみじみしています。

寺田:私が参画した2016年当時は、大きくなった組織や事業をいかにスピードを殺さずに推進していくかが鍵となるフェーズでした。M&Aも数件行われて、どんどん会社が大きくなっていく。その中であらゆる意思決定を行うための判断材料、じげんを経営していくための枠を決める必要がありました。

その枠組みは、寺田さん自ら手がけたのですか?

寺田:はい、経営企画の責任者として入社して、まず中期の経営計画を作りました。その過程で、M&Aを実施する際に満たすべき要素など、投資の基準や財務の基準を作成していきました。この基準を共通認識として社内外に開示することで、会社を経営するための意思決定を早めていくようにしました。M&Aのデューデリジェンス(対象企業の価値やリスクなどの調査)の質も大きく変わってきたと感じています。

やりたいことの前に、得意分野で実力を見せる

じげんに入社を決めた理由を教えてください。

須崎:じげんは自分にとって4社目の会社で、もう10年在籍しています。前職ではインターネット広告の代理店営業をしていましたが、その仕事に違和感がありました。自分は自社サービスを扱うビジネスが向いていると確信し、転職活動を始めました。そこでたまたま出会ったのがじげんでした。

須崎さんは入社してすぐ、「賃貸スモッカ※」を立ち上げたそうですね。

須崎:当時じげんには「賃貸EX」という不動産メディアがありました。立ち上げから、うまく軌道に乗せ切れておらず…。私はもともと不動産メディアに携わっていたので、不動産事業を担当してくれないかと面接のときにオーダーされました。でも最初は不動産じゃなくて他の事業に関わりたいと思っていました。

※賃貸スモッカは、日本全国47都道府県に存在する5,700万戸もの住宅から厳選された賃貸住宅物件を掲載している日本最大級の不動産賃貸住宅の検索サイト。

その考えが変わったきっかけはなんですか?

須崎:2次面接で平尾と話したときですね。平尾に「自分の得意なことで勝負して、まずは会社に実績を認めさせるのはどうだろう。その次にやりたいことへチャレンジしたほうが、あなたにとって有利になる」と言われて、確かにそうだなと。納得して入社を決めました。

寺田:私も、須崎が話した内容に似ているところがあります。前職では投資銀行にいたのでファイナンスの専門家として自信がありました。でも、そのまま同じことをやり続けるのかと疑問に思っていました。事業会社に転職して、新しいチャレンジがしたかった。そのとき、平尾に「ファイナンスだけじゃなくて、M&Aの責任者になってほしい」と言われて…。自分の得意分野で信用残高を積み上げて、そこから新しいことに挑戦できるのはいいチャンスだなと思いましたね。

強い意志と努力に裏づけされた自信。経営者、平尾の魅力

おふたりの平尾さんへの第一印象をお聞かせください。

寺田:平尾は根っからの商売人、本人も言っていますがビジネスモデルオタクです。商売における知見が広い。面接の際、会社や事業の話をたくさんした上で、共に会社を経営していくうえで安心できる経営者だと感じました。

須崎:私も似たような印象を持ったのを覚えています。当時、平尾は27歳でまだとても若く、向かうところ敵なしといった雰囲気でした。深く話をしてみると、それはただの過信じゃない。自分が描く未来を達成できる明確なイメージを持っていたし、それに向かって努力もしていた。自分の可能性を自分が一番理解していて、「やるんだ」という強い意志を持っていました。そんな自信を持てる経営者はなかなかいません。

寺田:私は投資や財務の責任者として入社したのですが、入社前には将来的に事業の責任者をやってみたいなという漠たる気持ちもありました。しかしそういった思いは、入社後に薄らいでいきました。というのも、平尾や須崎を筆頭に、じげんの事業家たちは事業の組み立て方、伸ばし方のパターンをたくさん持っていて、知見もさることながら、自らハンズオンで取り組み、問題に対して愚直に解決していく。そんな彼らの姿を見て、自分は参謀として平尾や須崎のような事業家たちを支えていきたい、と思うようになりました。

じげんのサービスはまだまだ発展途上

大きな成長を遂げたじげんですが、現状の課題はありますか。

須崎:課題は2つあると思っています。サービスの完成度と人材の確保です。そもそもサービスは個々によって使いやすさやユーザーが求めているものが異なるため、100点はないと思っています。そこで合格ラインを80点だとすると、じげんのサービスはまだ40〜50点ぐらい。まだまだ改善の余地があると考えています。じげんはとにかく、ユーザーと情報を最短距離で結び付けるマッチングテクノロジーに力を入れてきました。無駄なものがそぎ落とされた、シンプルなサービスなんです。でもそれだけでは不十分。無駄なものがあるからこそ、サービスはいいものになると思っています。

その「無駄なもの」とは一体なんでしょうか?

須崎:賃貸サービスで例えると、物件情報以外の情報などですね。住宅ローンの組み方だったり、街の紹介だったり、ユーザーに複数の道を歩いてもらうコンテンツです。それらはサービスの付加価値です。短期的には収益につながりませんが、ユーザーの引っ越しへのモチベーションを引き上げる。じげんのサービスにはその付加価値がまだない状態なので、今後追加していくことで、より使いやすいものになっていくと信じています。

寺田:これらは課題でもあるし、チャンスでもあります。これまでじげんは、ひとつの完成度を高めていくのではなく、ホワイトスペースを残しながらもたくさんのサービスや事業を増やしてきました。ホワイトスペースがあるというのは、まだまだ成長できるということです。今後は優先順位を決めながら、それらを塗りつぶしていきたいですね。

求む、経営者

もうひとつの課題は「人材の確保」ですが、じげんはどのような人材を求めているのでしょうか。

須崎:経営者が出てきてほしいなと思っています。M&Aに積極的な思考は、じげんの武器です。「新規事業を創りたい」というだけではなく、もっと視野を広く持ち「経営者の視点を学びたい」「事業を伸ばす力をつけたい」と思う人たちを求めています。また、面接などで、じげんは「ビジネス・ジム」だと話すときがあります。平尾や私のようなトレーナーの元で、ビジネス能力を鍛えるには、最適な場所だと考えています。

寺田:じげんは、全社を挙げて一点突破する経営スタイルではありません。じげんの共通の強みであるマッチングテクノロジーや事業構築力・強いコーポレート部門を活かして多角的に経営しています。今後もM&Aや事業の立ち上げ、外部とのアライアンスによってどんどん新規事業やグループ会社が生まれていくでしょう。そうなると、経営者の数が重要になってきます。そこで難しいのは、経営とは事業をただ行うだけではありません。財務、管理、組織などの知見、経験が必要です。そういったスキルやマインドを併せ持つ経営人材を増やしていきたいですね。

プラットフォームはインターネットを越えて

今後、じげんはどのようなビジョンを描いて進んでいくのでしょうか。

寺田:私たちが掲げている企業理念は、「生活機会の最大化」です。これは、人生の選択をよりいいものにするために、その選択肢を最適化していくことを指します。この理念を達成するため、引き続きプラットフォームを大きく、厚く、足場を固めていくことが前提にあります。加えて、先にも言ったようなじげんの強み(マッチングテクノロジーや事業構築力・強いコーポレート部門)を活かして新しいチャンスを獲得していくこと。また、すでにある程度成熟したメディアに関しては、WEBだけではなく新たな商材、新たな切り口でプラットフォームを横にも広げていきたいです。

須崎:事業は生ものです。状況に応じて変化し続けていきますので定かなことは言えませんが、じげんのライフメディアプラットフォーム事業をどう広げていくかは常に考えています。数年先を見たとき、チャネルの変化やミックスに挑戦している可能性はあります。あくまでもWEBサービスはツールです。ユーザーとの接点はネットだけじゃありません。紙媒体やリアルのサービスなど、ネットの枠組みを越えて、数多くのユーザーにじげんのサービスを届けることにチャレンジし続けていきたいですね。


寺田修輔(右)

取締役

2009年、シティグループ証券入社。不動産、REIT、住宅、建設、住宅設備業界の株式調査業務、財務アドバイザリー業務に従事し、2014年より不動産チームヘッド。2016年、経営戦略部部長としてじげん入社。2018年より、取締役執行役員CFOとして経営戦略部、経営管理部を管掌。2020年7月取締役就任。
2016 Thomson Reuters Analyst Awards Japan 1位(家庭用耐久財収益部門)。
Chartered Financial Analyst(CFA協会認定証券アナリスト)。日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)。
じげんのコーポレートブログを執筆中。

 

須崎和延(左)

取締役 執行役員
ライフメディアプラットフォーム事業本部長
株式会社アップルワールド代表取締役社長
株式会社にじげん代表取締役社長
株式会社TCV 取締役社長

大手不動産ポータルLIFULL HOME’Sの営業グループ責任者を経た後、大手ネット専業代理店にてネットマーケティングに従事。2010年じげん入社後は、不動産領域初のメディア「スモッカ」を立ち上げる。2016年6月に執行役員に就任し、じげん本社の全事業を管掌。じげんグループ会社である株式会社アップルワールド・株式会社にじげんの代表取締役社長、株式会社TCV取締役社長も兼任。2020年7月より取締役 執行役員に就任。

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    summary
    • 募集概要

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      月給:416,667円~833,334円
      ※固定残業手当(45時間分):108,608円~217,216円を含む。
      ※45時間を超過した時間外労働の残業手当は追加支給。
      ※採用時のポジションにより、試用期間終了後、
      別途役職手当・管理監督者手当を支給する場合あり。

      上記はあくまで想定であり、ご経験・スキルを考慮して決定いたします。
      (給与改定年4回)

    • 待遇

      【保険】
      各種社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)

       

      【交通費】
      全額支給

       

      【受動喫煙防止のための取組み】
      屋内原則禁煙(喫煙室あり)

       

      【福利厚生・社内制度】
      ・関東ITソフトウェア健康保険組合
      ・ベネフィットステーション
      ・社内クラブ活動支援
      ・リファラル採用決定でインセンティブ支給
      ・誕生日月にAmazonギフトカード1万円分支給
      ・社内交流イベント(全社会、シャッフルランチ等)
      ・N-minutes(1日20分間昼寝ができる)
      ・資格補助制度
      ・服装自由 等

    • 選考フロー

      書類選考→ 一次面接 → 適性検査+二次面接(→最終面接)→内定

      ※一次面接はオンラインでの実施も可能です。
      ※最終面接は原則東京本社にお越しいただきます(交通費は弊社規定の範囲内でお支払いいたします)
      ※適性検査については一次面接通過のご連絡後、最終面接までにオンラインで受験いただきます。(15分程度)
      また、選考の合否は適性検査結果のみで判断されることはありません。
      ※決裁権限者や特定のポジションでの採用の場合、内定通知前にリファレンスチェックを実施させて頂いております。ご理解頂けますと幸いです。

    • よくあるご質問

      こちらをご覧くださいFAQ

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