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NO. 006
BUSINESS
じげんのビジネス

会社も個人も、変化を受け入れることで成長できる。 TCV立ち上げのバックグラウンド

01.17.2020

株式会社じげんのグループ会社である株式会社TCV(ティーシーヴィー)は、日本の中古車を全世界に届ける中古車輸出プラットフォーム「TCV」を運用している。当サービスは2004年に「tradecarview」としてスタート。その後、2018年12月にじげんグループへ譲渡され一年が経った。バイヤーのメイン層は東アフリカで全体の7割を占める。そんな日本と世界を股にかけ、ビジネスを行うTCV。じげんの自動車Div. Div.長で、 TCV ゼネラルマネージャーの小澤(中央)、エンジニアの永井(右)、現地法人管理の若井(左)に新規事業立ち上げや海外事業運営の醍醐味について話を聞いた。

当事者意識を持って、周囲を巻き込むのがじげん流

TCVの中でのみなさんの役割を教えてください。

小澤:私は事業責任者として、国内海外全域を管轄しています。事業の舵取り役ですね。主に施策や優先順位の意思決定を取り仕切っています。セールス出身のため、キャンペーンや企画のアイデアを考えることもしています。

若井:東アフリカをメインの市場とし、ケニアとザンビアにあるグループ会社のマネジメントを行っています。日本にいるときは海外の拠点運営をサポートして、現地に行った場合は現地スタッフのマネジメントをしています。海外と日本を繋いで、サービスの向上を図っています。

永井:WEBエンジニアとしてシステム開発、サービスの運営、保守などに携わっています。コードを実装するというよりも、開発のディレクションや全体のチームビルディングを担っています。その他、サーバーの構築やCS対応、お客さまとの電話対応、契約書の法務チェック依頼、金額の交渉などなど…。幅広く携わらせてもらっています。できることは何でもやる、そんな職業です。

役割はあれど、業務の垣根はないといった感じでしょうか。

永井:全員がそういうわけではありません。ですが、じげんには事業家の気質を持った人が多く、自分のポジションの仕事ができるようになったら徐々に領域を広げていくという文化があります。僕は今入社して3年目。任された仕事が一通りできるようになったので、自らエンジニアの枠を広げて、ディレクションや全体のチームビルディングなどの業務に挑戦しています。

小澤:「1与えられたら、9自分でやる」くらいの意識で仕事に取り組むのがじげん流です。そのバリエーションもさまざまで、永井のようにエンジニアの領域を越える人もいれば、専門スキルを極める人もいる。何より当事者意識を持って周囲を巻き込んでいくことが、最も重要なじげんの文化かもしれません。グループ会社など他のメンバーを巻き込んでいくことで事業の成長スピードが変わってきますし、活躍している人は必然的に巻き込むことを積極的に行っています。

キャパオーバーも、チームで乗り切る

TCV立ち上げは、株式会社カービューとのM&Aから始まったんですよね。

小澤:じげんの自動車Div.では2017年の9月に「Car-Tana」というプラットフォームを立ち上げました。「TCV」と同じように日本の中古車を海外に販売するサービスで、海外でもローンを使えるなど、斬新なプラットフォームだったのですがなかなか軌道に乗せるのが難しく…。そうこうしている最中、「tradecarview」の事業譲渡のお話を伺ったことが始まりです。
「Car-Tana」に中古車輸出のパイオニアサービスが入ってきたら、事業スピードが高まる。
このご縁を形にしたいと俄然やる気に火が付きました。

立ち上げで特に苦労したことはなんですか。

小澤:事業のみのM&Aだったため、立ち上げに合わせて採用活動も並行して行っていました。意思決定をするものが今までの3〜4倍になったので昨日決めたことを翌日になると忘れてしまう、なんてこともありました。一時的にキャパオーバーになっていたのだと思います。それは他のメンバーにも同じことが言えて、一人少なくとも3〜4役を担っていました。

永井:僕は当時、全社プロジェクトのプロジェクトマネージャーを兼任していて。200以上ある社内のサーバーと、10以上あるサイトのサーバーを移行するという計画に携わっていました。それ以外にも既存のサイト運営など、3プロジェクト程並行して進めていましたね…。

忙しい中で、どうやってモチベーションを保ち続けていたのですか。

小澤:周りの人が支えてくれました。じげんには自分がテンパっていたら他の人がフォローしてくれる。困っている人が自ら「助けて!」と言わなくてもチームで助け合う文化があります。

若井:僕は、小澤からじげんの話を聞いたことをきっかけに転職しました。今でも業務そのものや仕事の考え方を学んでいる最中です。そんな中でおこがましくはありますが、やりたいことは小澤の仕事を何とかして軽減させること。海外の子会社を運営するとなると、現地の動きをどのように見える化していくのかが大きな課題です。前職でのザンビアの子会社に出向していた経験を活かして、何とかしたいというのが僕のモチベーションです。

小澤:ありがとう…!

永井:僕は仕事を任せてもらえることがモチベーションになっていますね。転職活動をしていた際、成長の機会が数多くある企業を志望していました。じげんは仕事に抜擢されるチャンスが多いので、自分に合っていました。

異文化でのマネジメントは難しい、でも面白い

じげんの中でも珍しい海外事業ですが、ズバリその面白さとは。

小澤:入社わずか半年で、現地オフィス(ザンビア)でマネージャーをしている者がいます。
モチベーションが高く、やりたい意思を持つ人にはこれまでの経験以上のことを任せるようにしています。たったひとりで現地スタッフをどうマネジメントするか。それが海外事業の面白さであり、成長につながることかなと。
若井はどう思う?

若井:英語が喋れるからといって、仕事ができるわけじゃありません。現地の文化やビジネス感覚を生活しながら深いところまで理解しなければならない。異文化を楽しめる人が一番海外で成長できる人なのかなと思います。文化や価値観の違いを理解して、お互いに歩み寄りながらマネジメントするのはなかなか難しいことです。でも、面白いことでもあります。

永井:僕は元バックパッカーで、50カ国ほど巡っていました。アフリカには3〜4カ月ほど滞在していましたし、ケニアもザンビアにも行きました。そのときの印象は、日本車が本当に多い。走っている車の95%が日本車なんじゃないかと思うほど。あの光景を自分たちが創っていると思うと、世界に貢献しているんだなと実感しますね。また、面白さとは違う話になりますが、アフリカは道路が舗装されていません。そのせいで長距離バスも夜間は危険なので運行できない。日本の交通事情とは全く違います。これは海外事業におけるひとつの課題だと思っています。

若井:あくまで日本との比較ですが、車の交通量に対して道路が整っていない。それによって「これ以上、車を増やすことできないよ」と各国の規制が強まってしまう。このように状況に合わせて我々のビジネスは日々変化していくため、現地の状態をいち早く察知し、有効な手段を取っていくかが海外事業のミッションですね。

リブランディングは、全盛期を越える覚悟の証

2019年12月から社名・サービス名をTCVに変更することに伴い、リブランディングを行っていますが、その背景はどのようなものだったのでしょうか。

小澤:tradecarviewがじげんに参画して1年が経ち、新たなスタートとしてCI(コーポレート・アイデンティティ)を一新しました。東アフリカでの展開に注力し、勢いのあるサービスにもっていきたいという気持ちがあります。

若井:このラクダのロゴマークに至るまで200~300案くらい出していて、最終的には日本のメンバーと現地スタッフの投票で決めました。ラクダはさまざまな物流の元祖たる動物であることから、TCVの安心を訴求しています。また、ロゴマークに使用されているオレンジ色は東アフリカの赤土をイメージしました。

扱う商材は車じゃなくたっていい

今後のTCVの展望を教えてください。

小澤:全盛期の売上数字を1〜2年で越えていくことが当面の目標です。世界的に開かれたサービスなので、役員からの期待も高い。周囲の期待にいち早く応えていきたいですね。高成長をいち早く狙いたいです。

若井:今すぐにとは言えませんが、新しいサービスを導入し、現地の企業や人たちと一緒に創っていくなど挑戦してみたいです。

小澤:もはや、扱う商材は車でなくてもいい。今でこそ中古車のプラットフォームですが、何かのパーツだったりスマホだったり。ゆくゆくは「TCV」をECサイトのような形にしていくことも考えています。数年後は現地側のニーズを聞きながら、こちらで送るものをマッチングさせるようなプラットフォームになっているかもしれません。

永井:たとえばトルコに行って、数年後また訪れたとき、電車賃が何倍にも上がっていたなんてこともある。途上国はどんどん発展していきます。それに従って人々の需要も変わっていく。時代によって変化するニーズに対応できる能力を持った事業だったら、今後も可能性が広がると考えています。我々はそのような事業を推進していかなければならないと思っています。


小澤(中央)

自動車Div. Division Head
TCV ゼネラルマネージャー

2000年に株式会社ジャック(現㈱カーチスホールディングス)で営業・営業責任者を歴任。その後2014年、株式会社カーチスホールディングスが株式会社アガスタを連結子会社化。同年12月に株式会社アガスタにて代表を務める。2016年じげん入社。自動車Div.Div長・TCVのゼネラルマネージャーとして当事業の指揮を執っている。

 

永井(右)

株式会社じげん 自動車Div. Project Manager
TCV エンジニア

2016年4月 じげん入社。

じげん入社後はエンジニアとして従事。現在は、自動車Div.のプロジェクトマネージャー。

 

若井(左)

自動車Div.・TCV
海外セールス 現地法人管理

2019年3月 じげん入社、自動車Div.よりTCVに出向。

カービューでは海外営業を担当し、海外子会社の運営と市場調査を行う。じげん入社後は海外子会社、現地パートナー会社の管理運営に携わる。

 

TCVロゴ

日本の中古車を全世界に届ける中古車輸出プラットフォーム「TCV

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